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Androidで使える月額無料GPSタグ(紛失防止タグ)を子供用に使ってみた!

目次

はじめに

小さな子供とお出かけすると、迷子が心配…

防犯の意味でも、子供の現在位置を把握したい…

という保護者は多いですよね。ちなみに、私もそんな保護者の一人です。

そんな心配をもつ親の味方として、世の中には子供用GPS発信器が存在します。

しかし、子供用GPS発信器は必ず月額料金かかります

完全な買い切り(月額無料)の子供用GPS発信機は存在しません(2025年7月現在)

※期間限定で月額無料のGPS発信機はありますが、期間を過ぎると有料になってしまいます。

以下に主な子供用GPS発信器の種類と月額費をまとめてみました。

商品名メーカー月額料金(税込)本体価格(税込)
まもサーチ3|PS-MMS-G01+Style528円5,280円
はろここコクヨ580円8,500円
みてねみまもりGPS第3世代MIXI528円~5,680円
BoTトークBsize528円~5,280円
あんしんウォッチャーLEKDDI539円5,680円
どこかなGPS NC002ソフトバンク528円7,480円
amue linkソニーネットワークコミュニケーションズ748円~5,980円
スマート防犯ブザー otta.gotta748円~12,980円

子供用GPS発信機の月額料金は、安くて500〜700/月でした。

子供が未就学で、お出かけのときしか使わないから、月額を払うのはちょっと…

という方もいらっしゃると思います。

月額無料で使えるGPSは無いものか…

そこで気になったのが、AirTag

Apple(アップル)
¥4,059 (2025/07/13 07:12時点 | Amazon調べ)

Appleが販売している紛失防止タグです。

買い切りであり、月額料金はかかりません。

子供用GPS発信器とは位置情報を取得する原理が異なりますが、代わりに使用できるかも…という発想です。

AirTagは、Bluetoothで近くのApple製デバイスと通信し、その位置情報を共有することで、持ち主のデバイスに位置情報を通知します。AirTag自体にGPS機能は搭載されていません。

しかし残念なことに、このAirTagはAppleデバイスでしか使用できません!

私はAndroidユーザーなので、Androidで使用できるものを探してみました。

すると、AmazonでAirTagに類似する商品を見つけました!

AirMiniという製品です。

月額料金無料コンパクトAndroidで使用できる という事だったので、買ってみることにしました。

今回は、この製品をレビューしていきます。

子供用GPS発信器と比べて、良い点・悪い点ありましたので、詳しくレビューします。

GPSタグ(紛失防止タグ)の原理

レビューしていく前に、まずはGPSタグの原理について説明します。

商品名に「GPS」とありますが、実はこのタグ自体にGPSは組み込まれていません

位置情報を取得するために、Bluetoothを活用しています。

一般的には紛失防止タグとして、お財布や鍵などを見つける目的で使用されます。

タグを見つける方法は以下の2パターンです。

① タグが近く(自分のスマホのBluetooth接続範囲内)にある場合

自分のスマホとBluetooth接続することで、音を鳴らして探すことができる。

② タグが遠く(自分のスマホのBluetooth接続範囲外)にある場合
STEP
タグがBluetooth電波を出す
STEP
Bluetooth接続範囲内にある他者のスマホと通信する

※他者のスマホはBluetooth接続がON+データ通信がONになっていること。機種は問わない(Airminiの場合)。

STEP
他者のスマホの位置情報が共有される

②タグが遠くにある場合では、他者のスマホの位置情報が知らされます。そのため、位置情報は少なくとも10m程度ずれるということになります。

このタグの大きな欠点は、上記のように位置の正確さにかけるということです。

また、他者のスマホの位置情報を使って位置を特定しますので、以下の条件では位置を特定できません。

位置情報を取得できないケース
  • タグが圏外エリアにある場合
  • タグが人が通らないエリアにある場合

このような特性もあり、タグを子供に持たせて使用する場合、シチュエーションは限定される傾向があります。

向いている用途
  • ディズニーランドなど、テーマパーク
  • 屋外イベントなど、人混みの中
向かない用途
  • キャンプ場など、山地
  • 地下鉄など、圏外になる可能性のある場所
  • 人が通らない過疎エリア

位置情報を特定できない条件もあるので、小学生に持たせるには少し頼りない気がしますね。

小学生に上がり、1人で行動する事が多くなったら、子供用GPS発信器を使用した方が安全だと思います。

未就学児で基本的には目を離さない場合においては、このGPSタグでも十分だと思いました。

例えば、ディズニーランドやイベントなど人混みに行く際、少し目を離した隙に見失ってしまうこともありますよね。

そんな時でも、このタグを付けていれば安心です。

また、小学校に上がってからも、保険の意味合いでタグを付けるのもおすすめです。

  • ランドセル・・・子供用GPS発信器
  • 洋服、靴など・・・GPSタグ

GPSタグのメリットはとにかくコンパクトである点です。

このコンパクトさを生かして、洋服や靴などにGPSタグを付けておけば、以下の場合でも安心です。

  • GPS発信器の電池切れ
  • ランドセルを置いて移動した場合

月額無料GPSタグレビュー

それでは、Airminiのレビューをしていきます!

価格について

今回は、1200円引きクーポンを使用して、1つ2780円で購入しました。

開封

こちらが届いた商品です。

こんな感じでケースから本体を取ることができます。

サイズは500円玉くらいです。

これだけ小さければ、小さな子供に付けても、邪魔にならなそうですね。

他には以下の付属品が入っていました。

  • 取扱説明書
  • 予備電池
  • パンフレット類

初期設定

それでは実際に初期設定していきます。

手順はとても簡単でした。

この説明書を見れば、どなたでも簡単にできる内容でした。

最初に、専用アプリをダウンロードします。使用するアプリはこちら↓

初期設定が済むと、このような画面が表示されます。

タグが自分のスマホとBluetoothで繋がる範囲内にあるときは、上記の様に緑のメーターが表示されます。

タグとスマホの距離が近いほどメーターが強い側に振れます。

また、Bluetoothで自分のスマホと接続できている時(=メーターが表示されている時)にのみ、タグから音を出すことができます。

かほこ
かほこ

Bluetoothで繋がる範囲は、約10mでした。ちょっと狭めです。

ちなみに、右上の地球マークをおすと、地図上で場所を教えてくれます。

アイコンの上に最終更新日時が表示されます。

この日時は、最も最近、自分のスマホか他者のスマホと通信したタイミングが表示されています。

そのため、人が通らない場所や圏外の場所では、この時間は更新がされません。

購入から数ヶ月間使用していますが、とくに問題なく使用できています。

使用する際は、子供のポケットに入れています。

タグ自体が小さいので、ポケットに入れても動きにくないのがいいですね!

Airminiの良い点・悪い点

子供用GPS発信器と比較して、良い点・悪い点をまとめました。

良い点

  • コンパクトで身に着けやすい
  • 電池式であり充電がいらない(電池は最長2年交換不要)
  • 月額料金がかからない
  • 防水性が高い。(洗濯しても大丈夫でした!)

悪い点

  • 位置情報を取得できない場合がある。(圏外エリア、過疎エリアなど)
  • 位置情報の正確さにかける
  • 付加機能がない(通話・お知らせボタンなど)

もし、購入後に子供に持たせるのはイマイチだと感じたら、ご自身の鍵やお財布に入れれば、紛失防止タグとしても活用できます!

まとめ

今回はGPSタグ(紛失防止タグ)について書きました!

結論としては、

基本的に目を離さない未就学児にはピッタリ

親の目が離れるタイミングがある小学生には、タグだけでは心もとない。

子供用GPS発信器と組み合わせて使用することで、より子供の安全性をアップできる!

皆さんも、自分のライフスタイルに合わせて、検討してみてください!

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです♪

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この記事を書いた人

ずぼらなアラサー主婦。

年子2児と夫と4人で2LDKのアパートに暮らしています。夫婦共働き&核家族です。

いつも、とにかくラクに楽しく生活したいと思っています。「ずぼら」で「ラク」な「ライフハック」というテーマで配信していきます。

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