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アイリスオーヤマ リンサークリーナー モデル別比較&徹底レビュー

洗えない布製品頑固な汚れやシミに悩まされることはありませんか?

ソファやマットレス、車のシートなどは、汚れやすいのに洗えないんですよね。

洗浄するには業者に頼むしかないか・・・と思っているそこのあなた!

リンサークリーナーを使用すれば、業者さんに依頼することなく、洗えない布製品を洗浄することができます!

この記事では、一般消費者向けに手頃な価格でリンサークリーナーを提供する、アイリスオーヤマの製品に着目し、ご紹介していきます。

以下のような疑問を持たれている方必見です!

・アイリスオーヤマのリンサークリーナーのおすすめモデルは?
・実際にリンサークリーナーで掃除をするとどのくらい綺麗になるの?
効果的なリンサークリーナーの使い方は?

目次

リンサークリーナーの主な特長

まずは、リンサークリーナーとはどのような製品かを簡単にご説明します。

アイリスオーヤマのリンサークリーナーは洗濯することのできない布製品の汚れを、強力な吸引力で一掃することができる家庭用掃除機です。

特に、カーペットやソファ、車のシートなどに染み込んだ汚れやペットの毛、ダニなどもしっかりと取り除くことができる点が評価されています。

コンパクトなサイズにより、誰でも使いやすく、使用後のお手入れも簡単であることがポイントです。

リンサークリーナーの仕組み

リンサークリーナーの仕組みはとてもシンプルです。

まず、水や洗浄液をタンクに入れ、ノズルから汚れた部分に噴射します。その後、強力な吸引力で汚れた水を別のタンクに吸い上げます。

これにより、汚れた液体だけでなく、布類にこびりついた汚れそのものも取り除くことができます。

ノズルは細かい部分まで届くように設計されており、特に家具の隙間やカーペットの深部までしっかりと掃除できることが特徴です。

異なるモデルの比較

アイリスオーヤマのリンサークリーナーには2025年7月現在、主に6種のモデルがあります。それぞれ吸引力やタンクの容量、コードの有無など、異なる特徴があります。

下表はアイリスオーヤマ公式比較表です。表内の右2機種が2024年に発売された新商品です。

アイリスオーヤマ公式Amazon 商品説明分より

下表に各製品の補足情報も記載しました!

スクロールできます
A-RNS-B200DRNS-P10-WRNS-300RNS-B400DRNSP-P1600RNSP-P500

電源コードレスコードありコードありコードレスコードありコードあり
吸引力12,000Pa10,500Pa10,500Pa12,000Pa15,000pa10,500pa
電動散水機能なしありなしなしありあり
お湯使用温度40℃まで40℃まで40℃まで40℃まで40℃まで40℃まで
サイズ88×320×205mm290×180×270mm248×146×312mm233×213×277mm370×190×355mm260×180×270mm
購入する購入する購入する購入する購入する購入する

それでは、1機種ずつポイントを説明していきます!

【新商品】RNSP-P1600

こちらは、2024年に発売された新しいモデルです。とにかく大容量である点がポイントです。

コンパクトモデルでは、タンク容量が小さく、水の入れ替え作業を頻繁に行う必要があり、広い面積を掃除するのが大変でした。

このモデルであれば、それらの手間を削減でき掃除時間を短縮することができます

また、吸引力もモデル内で最大です。(15,000Pa)

RNSP-P1600のおすすめポイント!

  • 最新機種であること
  • 吸引力がモデル内で最大(15,000Pa)
  • 自動散水機能がついている
  • 回収タンクと清水タンク容量がモデル内で最大(広範囲の掃除◎)
  • モデル内で唯一キャスターが付いている

自動散水機能とは、スプレーハンドルを握り続けると、その間連続して水が噴射する機能です。自動散水機能がない場合は、通常のスプレーのように、都度ハンドルをプッシュ必要があります!

RNSP-P1600の残念ポイント

  • サイズがモデル内で最も大きい(370×190×355mm)

RNSP-P1600がおすすめの方

  • 最新機種を使いたい方
  • 家中の布製品を本格的に掃除したい
  • 広範囲を掃除したい方
  • 収納場所が確保できる方(製品サイズ: 370×190×355mm)

【新商品】RNSP-P500

こちらも2024年に発売した新しいモデルです。

RNS-P10-Wの改良版です。

RNS-P10-Wよりコンパクトサイズになった点が大きな違いです。

気になる吸引力は10,500Paと、RNS-P10-Wと変わりません。

しかし、清水タンクの容量はRNS-P10-Wの1.1Lから0.8Lに小さくなりました

そのため、水を補充する頻度は若干増えてしまうと考えられます。

しかしながら、サイズ・価格・機能のバランスを考えると、室内を掃除する場合にはこの機種が最もおすすめです!

RNSP-P500のおすすめポイント!

  • 最新機種であること
  • コンパクト軽量
  • 自動散水機能がある

RNSP-P500の残念ポイント

  • 清水タンクが0.8Lと小さめなので水の補充頻度が高い

RNSP-P500がおすすめの方

  • 最新機種を使いたい方
  • 小まめに掃除したい方
  • 家中の布製品を本格的に掃除したいけどコンパクトさも求める方

A-RNS-B200D

こちらは、電源がない場所で使用できるモデルです。

車内シートなど、電源が取れない場所の掃除に特化した製品です。

もちろん家の中(ソファ・ベッド・カーペット)などにも使用できます。

掃除にかかる手間よりもコンパクトさを重視する方はこちらがおすすめです!

コンパクトですが吸引力は12,000Paと高いのも魅力です。

しかし、清水タンクが無いため、汚れた部分に予め霧吹きなどで水をかけておく必要があります。

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A-RNS-B200Dのおすすめポイント

  • コードレスなので電源が取れない場所でも使用可能
  • モデル内で最も軽量&コンパクト
  • 吸引力が12,000Paと高い

A-RNS-B200Dの残念ポイント

  • 清水タンクがないため、事前に霧吹き等で掃除部を濡らしておく必要がある
  • 回収タンクが小さい

A-RNS-B200Dがおすすめの方

  • 車内など、電源の取れない場所で小まめに掃除をしたい
  • コンパクトさを最重要視する方
  • 部分的に掃除をしたい方

RNS-B400D

こちらはコードレスでありながら、本格的な掃除が可能なモデルです。

電源が取れない場所で広めの面積を掃除したい方におすすめです。

コードレスですが、吸引力は12,000Paと高いのも魅力です。

また、モデル内で最も運転音が静かです。

しかし、自動散水機能が無いため、手動でスプレーハンドルをプッシュして散水する必要があります。

そのため、広い面積を掃除する場合には、手が疲れてしまうかもしれません。

RNS-B400Dのおすすめポイント

  • コードレスなので電源が取れない場所でも使用可能
  • コードレスでありながら、清水タンクがついている
  • 吸引力が12,000Paと高い
  • モデル内で最も運転時の音が静か

RNS-B400Dの残念ポイント

  • 自動散水機能が無いため手が疲れる
  • 清水タンクと回収タンクの容量が小さい(0.4L/0.4L)

RNS-B400Dがおすすめの方

  • 電源の取れない場所で広範囲を本格的に掃除したい方
  • 運転音の静かさを最重要視する方

RNS-P10-Wの特徴

こちらは先に紹介したRNSP-P500の改良前モデルです。

そのため、新しく検討するのであれば新機種のRNSP-P500がお勧めです。

RNSP-P500よりRNS-P10-Wが優れている点は、清水タンクが1.1Lと容量が大きい点です。

しかし、特に清水タンク容量にこだわりの無い方は、最新機種のRNSP-P500がおすすめです。

RNS-P10-Wのおすすめポイント

  • 清水タンクは改良品のRNSP-P500よりも大きい(1.1L)

RNS-P10-Wの残念ポイント

  • 最新機種のRNSP-P500に勝る点は清水タンクの容量のみ
  • 新規で検討するなら改良品であるRNSP-P500がおすすめ

RNS-P10-Wがおすすめの方

  • 清水タンクの容量にこだわりのある方

RNS-300の特徴

こちらはアイリスオーヤマのリンサークリーナーで最初に発売されたモデルです。

運転音はモデル内で最も大きいです。

自動散水機能は付いていないので、広範囲掃除する場合は手が疲れてしまうかもしれません。

やはり、ファーストモデルなので機能は最新モデルと比較するとイマイチです。

価格はモデル内で最も安いので、コスパ重視の方におすすめです。

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RNS-300のおすすめポイント

  • モデル内で最も安価

RNS-300の残念ポイント

  • 自動散水機能がないので手が疲れる
  • 清水タンク容量が小さいため、小まめにタンクの水を追加する必要がある
  • 運転音が大きい

RNS-300がおすすめの方

  • 機能よりもコスパを重視する方

モデル別比較まとめ

各モデルの特徴を一言でまとめてみました!

  • RNSP-P1600⋯【NEW】サイズが大きくてもいいから本格的な掃除をしたい!
  • RNSP-P500⋯【NEW】家中を本格的に掃除したいけどコンパクトさも欲しい
  • RNS-B200D・・・車内で手軽に使用したい!
  • RNS-B400D・・・電源のないところで本格的に掃除したい!
  • RNS-P10-W・・・RNSP-P500の旧モデル
  • RNS-300・・・コスパ重視!

上記を参考に目的にあった製品を選んでくださいね!

RNS-P10-Wを使ってみた

実際にRNS-P10-Wを用いて、我が家のソファを掃除してみました!

※現在はRNS-P10-Wの改良版としてRNSP-P500が発売されています。

こちらが掃除をする我が家のソファです。

購入から約5年経っています。

このソファは素材が布なので、染み込んでしまった汚れが掃除できないのが悩みでした。

幼稚園児の子供2人が毎日お構いなしに使用していますので、さぞかし汚れていることでしょう・・・。

それでは、いよいよ掃除スタートです!

準備

まずは、清水タンクに水を入れます。(写真手前のタンクが清水タンクです)

※写真では満タンになっていませんが、使用前は満タンにすると楽です。

清水タンクの水は40℃まで使用できます。

40℃のお湯を使用することで、常温水で行うよりも洗浄力がUPします。

<40℃のお湯の作り方>
沸かしたお湯に常温水を加えていけば簡単に作ることができます!
手で触ってお風呂の温度くらいになればOKです。
火傷に気を付けてください!

また、今回の掃除ではさらに汚れ落ちを良くするため、アルカリ電解水を混ぜました。

今回、アルカリ電解水:水=1:9くらいになるように混ぜてみました。

割合は都度調整してみてくださいね。

洗浄開始

コードをつなぎ、電源ボタンをONすることで、吸引が始まります。

音は結構大きめです。普通の掃除機よりもうるさく感じました。

噴射レバーを引きながら、ノズルを動かしていきます。

吸い込む水が汚いですね!

ノズルカバーが透明なので、汚れが取れているのが目で確認できます。

洗浄した後は、半日〜1日程度乾かします。

このソファの場合、水分が残った状態で乾燥したところ、水じみができてしまいました。

自然乾燥する前に乾いたタオルを押し付けて水を念入りに吸うと、水じみはできませんでした。

水じみができやすい材質の場合はタオルを併用して水を吸い取ることをおすすめします!

ちなみに、ソファを洗浄した後の回収タンクの水がこちら・・・(閲覧注意です!)

完全に泥水ですね・・・・

汚れが取れた証拠です!!

回収タンクについては、ひとつ注意点があります。

回収タンクの注意点!(RNS-P10-Wの場合)

回収タンクの水は満水ラインの一歩手前で捨ててください!

満水ラインを超えると、吸引できなくなります。(回収タンクの水を捨てれば吸引できるようになります。)

また、吸引できなくなるだけでなく、機械の裏側から回収タンクの水が少しずつ漏れてきます・・・

お気をつけください!

数日かけて、やっと全面の掃除が完了しました。

一気に全面やってしまうと、ソファに座れない期間が発生してしまうので、広い面積の場合は、分けて実施するのがおすすめです。

ビフォー&アフター

それでは、ソファの外観をビフォー&アフターで比較します。

掃除前がこちらです。

掃除後がこちら!

元々汚れが目立たない色のソファなので、見た目はあまり変わりませんでした。

しかし、良〜くみると、全体の色味が少し明るくなっています!

ソファの見た目はあまり変わりませんでしたが、回収タンクの水がとても汚かったので、汚れはしっかり落とせたと思います!

業者に依頼せず、自分で掃除できたことでクリーニング代が節約できちゃいました!

使用時のポイントと、効果的な使い方

実際にリンサークリーナーを使用したことで分かった、使用時のポイント効果的な使い方をご紹介します!

広い面積を実施するのは大変!

今回、大きめのソファをクリーニングしましたが、トータルで3時間程度かかりました。

時間がかかる理由は以下の通りです。

  • タンクの容量が小さく、水の入れ替えを小まめに行う必要がある
  • ノズルが小さい
  • 一度吸っただけでは、水分が吸いきれないので、同じ個所を何度もなでる必要がある
  • 水じみができてしまう素材の場合、タオル等で水を吸い取る必要がある

私の場合は3~4日間に分けて洗浄しました。(それでも毎回腰が痛くなりました・・・)

今回は自動散水機能付きの機種を使用しましたが、付いてない機種だったらもっと大変だったと思います…

広い面積を実施する際は、計画的に少しずつ行うのがおすすめです!

やはり、広範囲の掃除を行う際にはタンクが大容量のRNSP-P1600が向いていると思いました。

清水タンクが1.8L、回収タンクが1.6Lもあるので、水の入れ替えの手間をかなり削減できると思います。

アルカリイオン水が効果的!

専用洗剤などもありますが、アルカリ電解水を薄めて使用するのがお手軽でおすすめです!

今回実施したソファは水じみができやすいので、洗剤を入れることでシミができないか不安でしたが、乾燥後もシミが残ることは有りませんでした!

せっかく労力をかけて掃除をするなら、よく落ちる方法で実施したいですよね!

水が染み込みやすい素材の方が掃除しやすい

↓今回掃除したソファの生地

今回実施したカウチソファは水がしみ込みやすい素材でした。

こちらのカウチソファの他に、我が家のマットレスも掃除しました。

我が家のマットレスは水がしみ込みにくい素材だったので、予め水を吹き付けておく必要があり、手間がかかりました。

また、汚れの落ち方もソファに比べて弱かった感じがしました。

布の材質によって、掃除のしやすさや汚れの落ち方が変わることを実感しました。

ノズルを押し付けすぎると生地が痛む

ソファを掃除した際、少しでも多くの水分を吸いたい一心で、ノズルを生地にギューッと強く押し付けて掃除しました。

すると、ソファの生地が少し伸びてしまったのか、生地のハリが無くなってしまった感じがしました。

それに気がついてから、押し付けすぎないように掃除をしました。

掃除をする際は、力加減にお気をつけください

掃除中は周りがビシャビシャになる

掃除をする際、周りが結構びしゃびしゃになります

気を付けていても、ノズルの方向を変える時に、水が飛び散ってしまいます。

掃除する際は濡れても大丈夫な場所で実施した方がいいです!

注意しないと汚水がもれる(RNS-P10-Wの場合)

今回使用したモデルは、回収タンクを満タンになるまで使用すると、汚水が機械の下から少しずつ漏れるという難点があります。

なので、掃除をする際は回収タンクを満水にしないように、満水ラインの一歩手前で水を捨てる必要があります。

完全に落ちない汚れもある

今回、このソファーの他に我が家のマットレスも実施しましたが、そのマットレスは子供たちの粗相などでシミが多くありました。

シミが全てきれいになることを期待していたのですが、マットレスはシミが薄くなる程度で、完全に落とすことはできませんでした。

このように、汚れの種類や程度、掃除するものの素材によって落ち方が異なります。

なので、期待しすぎないことが重要だと思います!

まとめ

今回はアイリスオーヤマのリンサークリーナーをご紹介しました。

また、今回はRNS-P10-Wをレビューしました。

※現在はRNS-P10-Wの改良品としてRNSP-P500が発売されています。

リンサークリーナーは、完璧ではないけれどソファーなどの布製品で洗えないものをきれいにできるとても優れたツールだと思います。

また、しっかりと汚れを取ってくれるので、掃除後はとてもスッキリします!

作業は大変でしたが、掃除して良かったと思っています!

ただ、製品の素材やシミの程度によって汚れの落ち方が変わりますので、そこは注意が必要です。

汚れを良く落とすためには、アルカリ電解水や40℃程度の温水を使用することが効果的です。

皆さんも自分の用途にあった製品選び、洗えない布製品を綺麗にし、スッキリライフを楽しんでくださいね!

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです♪

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この記事を書いた人

ずぼらなアラサー主婦。

年子2児と夫と4人で2LDKのアパートに暮らしています。夫婦共働き&核家族です。

いつも、とにかくラクに楽しく生活したいと思っています。「ずぼら」で「ラク」な「ライフハック」というテーマで配信していきます。

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