洗えない布製品の頑固な汚れやシミに悩まされることはありませんか?
ソファやマットレス、車のシートなどは、汚れやすいのに洗えないんですよね。
洗浄するには業者に頼むしかないか・・・と思っているそこのあなた!
リンサークリーナーを使用すれば、業者さんに依頼することなく、洗えない布製品を洗浄することができます!
この記事では、一般消費者向けに手頃な価格でリンサークリーナーを提供する、アイリスオーヤマの製品に着目し、ご紹介していきます。
- アイリスオーヤマのリンサークリーナーのおすすめモデルは?
- 実際にリンサークリーナーで掃除をするとどのくらい綺麗になるの?
- 効果的なリンサークリーナーの使い方は?
上記のような疑問を持たれている方必見です!
まずは、リンサークリーナーとはどのような製品かを簡単にご説明します。
リンサークリーナーの主な特長
アイリスオーヤマのリンサークリーナーは洗濯することのできない布製品の汚れを、強力な吸引力で一掃することができる家庭用掃除機です。
特に、カーペットやソファ、車のシートなどに染み込んだ汚れやペットの毛、ダニなどもしっかりと取り除くことができる点が評価されています。
コンパクトなサイズにより、誰でも使いやすく、使用後のお手入れも簡単であることがポイントです。
リンサークリーナーの仕組み
リンサークリーナーの仕組みはとてもシンプルです。
まず、水や洗浄液をタンクに入れ、ノズルから汚れた部分に噴射します。その後、強力な吸引力で汚れた水を別のタンクに吸い上げます。
これにより、汚れた液体だけでなく、布類にこびりついた汚れそのものも取り除くことができます。
ノズルは細かい部分まで届くように設計されており、特に家具の隙間やカーペットの深部までしっかりと掃除できることが特徴です。
異なるモデルの比較
アイリスオーヤマのリンサークリーナーには主に4種のモデルがあります。それぞれ吸引力やタンクの容量、コードの有無など、異なる特徴があります。
以下表にそれぞれの製品の特徴をまとめました!
RNS-B200D-HW | RNS-B400D | RNS-P10-W | RNS-300 | |
電源 | コードレス | コードレス | コードあり | コードあり |
吸引力(吸込仕事率) | 20W | 20W | 30W | 30W |
タンク容量 | 回収:0.2L | 清水:0.4L回収:0.4L | 清水:1.1L回収:0.4L | 清水:0.3L回収:0.5L |
電動スプレー機能 | なし | なし | あり | なし |
お湯使用温度 | 40℃まで | 40℃まで | 40℃まで | 40℃まで |
サイズ | 88×320×205mm | 230×212×277mm | 290×180×270mm | 248×146×312mm |
質量 | 1.2kg | 2.4kg | 3.2kg | 2.7kg |
価格(2024.9時点Amazon価格) | 13,580円 | 17,300円 | 14,200円 | 9,980円 |
それでは、1機種ずつポイントを説明していきます!
RNS-B200D-HW
RNS-B200D-HWの長所
- 軽量&コンパクト
- コードレスなので電源が取れない場所でも使用可能
RNS-B200D-HWの短所
- 清水タンクがないため、事前にスプレー等で洗浄するものを濡らしておく必要がある
- 回収タンクが小さい
RNS-B200D-HWがおすすめの方
- 車内など、電源の取れない場所で小まめに掃除をしたい方
RNS-B400D
RNS-B400Dの長所
- コードレスなので電源が取れない場所でも使用可能
- コードレスモデルの中では最も清水タンクと回収タンクの容量が大きい
RNS-B400Dの短所
- 4機種の中で最も価格が高い
RNS-B400Dがおすすめの方
- 電源の取れない場所で広い面積を本格的に掃除したい方
RNS-P10-Wの特徴
RNS-P10-Wの長所
- 4機種の中で唯一電動スプレー機能がついているので、広い面積の掃除も疲れにくい
- 清水タンク容量が4機種の中で最も大きい。
- 吸引力に優れる
電動スプレー機能とは、スプレーハンドルを握り続けると、その間連続して水が噴射する機能です。電動スプレー機能がない場合は、通常のスプレーのように、ハンドルを握って離してを繰り返す必要があります!
RNS-P10-Wの短所
- サイズが大きく重い
RNS-P10-Wがおすすめの方
- 広い面積のソファやベッドなどを徹底的に掃除したい方
RNS-300の特徴
RNS-300の長所
- 吸引力に優れる
- サイズがコンパクトで軽量
- 4機種の中で最も安価
RNS-300の短所
- 電動スプレー機能がないので、手が疲れる
- 清水タンク容量が小さいため、小まめにタンクの水を追加する必要がある
RNS-300がおすすめの方
- 吸引力とコンパクトさを両立させたい方
- 購入コストを抑えたい方
モデル別比較まとめ
各モデルの短所長所は様々ありますが、分かり易くするために特徴を一言でまとめてみました!
- RNS-B200D・・・車内で手軽に使用したい!
- RNS-B400D・・・電源のないところでガッツリ掃除したい!
- RNS-P10-W・・・本格的な掃除をしたい!
- RNS-300・・・コスパ重視!
上記を参考に目的にあった製品を選んでくださいね!
RNS-P10-Wを使ってみた
実際にRNS-P10-Wを用いて、我が家のソファを掃除してみました!
こちらが掃除をする我が家のソファです。
購入から約5年経っています。
このソファは素材が布なので、染み込んでしまった汚れが掃除できないのが悩みでした。
幼稚園児の子供2人が毎日お構いなしに使用していますので、さぞかし汚れていることでしょう・・・。
それでは、いよいよ掃除スタートです!
準備
まずは、清水タンクに水を入れます。(写真手前のタンクが清水タンクです)
※写真では満タンになっていませんが、使用前は満タンにすると楽です。
清水タンクの水は40℃まで使用できます。
40℃のお湯を使用することで、常温水で行うよりも洗浄力がUPします。
40℃のお湯の作り方
沸かしたお湯に常温水を加えていけば簡単に作れます!手で触って、お風呂の温度くらいになったらOKです。火傷に気を付けてください!
また、今回の掃除ではさらに汚れ落ちを良くするため、アルカリ電解水を混ぜました。
今回、アルカリ電解水:水=1:9くらいになるように混ぜてみました。
割合は都度調整してみてくださいね。
洗浄開始
コードをつなぎ、電源ボタンをONすることで、吸引が始まります。
音は結構大きめです。普通の掃除機よりもうるさく感じました。
噴射レバーを引きながら、ノズルを動かしていきます。
吸い込む水が汚いですね!
ノズルカバーが透明なので、汚れが取れているのが目で確認できます。
洗浄した後は、半日〜1日程度乾かします。
このソファの場合、水分が残った状態で乾燥したところ、水じみができてしまいました。
自然乾燥する前に乾いたタオルを押し付けて水を念入りに吸うと、水じみはできませんでした。
水じみができやすい材質の場合はタオルを併用して水を吸い取ることをおすすめします!
ちなみに、ソファを洗浄した後の回収タンクの水がこちら・・・(閲覧注意です!)
完全に泥水ですね・・・・
汚れが取れた証拠です!!
回収タンクについては、ひとつ注意点があります。
回収タンクの注意点!
回収タンクの水は満水ラインの一歩手前で捨ててください!
満水ラインを越えると、吸引できなくなります。(回収タンクの水を捨てれば吸引できるようになります。)
また、吸引できなくなるだけではなく、機械の裏側から回収タンクの水が少しずつ漏れてきます・・・
お気をつけください!
数日かけて、やっと全面の掃除が完了しました。
一気に全面やってしまうと、ソファに座れない期間が発生してしまうので、広い面積の場合は、分けて実施するのがおすすめです。
ビフォー&アフター
それでは、ソファの外観をビフォー&アフターで比較します。
掃除前がこちらです。
掃除後がこちら!
元々汚れが目立たない色のソファなので、見た目はあまり変わりませんでした。
しかし、良〜くみると、全体の色味が少し明るくなっています!
ソファの見た目はあまり変わりませんでしたが、回収タンクの水がとても汚かったので、汚れはしっかり落とせたと思います!
業者に依頼せず、自分で掃除できたことでクリーニング代が節約できちゃいました!
使用時のポイントと、効果的な使い方
実際にリンサークリーナーを使用したことで分かった、使用時のポイントと効果的な使い方をご紹介します!
広い面積を実施するのは大変!
今回、大きめのソファをクリーニングしましたが、トータルで3時間程度かかりました。
時間がかかる理由は以下の通りです。
- タンクの容量が小さく、水の入れ替えを小まめに行う必要がある
- ノズルが小さい
- 一度吸っただけでは、水分が吸いきれないので、同じ個所を何度もなでる必要がある
- 水じみができてしまう素材の場合、タオル等で水を吸い取る必要がある
私の場合は3~4日間に分けて洗浄しました。(それでも毎回腰が痛くなりました・・・)
今回は自動スプレー機能付きの機種を使用しましたが、自動スプレー機能が付いてない機種だったらもっと大変だったと思います…
広い面積を実施する際は、計画的に少しずつ行うのがおすすめです!
アルカリイオン水が効果的!
専用洗剤などもありますが、アルカリ電解水を薄めて使用するのがお手軽でおすすめです!
今回実施したソファは水じみができやすいので、洗剤を入れることでシミができないか不安でしたが、乾燥後もシミが残ることは有りませんでした!
せっかく労力をかけて掃除をするなら、よく落ちる方法で実施したいですよね!
水が染み込みやすい素材の方が掃除しやすい
↓今回掃除したソファの生地
今回実施したカウチソファは水がしみ込みやすい素材でした。
こちらのカウチソファの他に、我が家のマットレスも掃除しました。
我が家のマットレスは水がしみ込みにくい素材だったので、予め水を吹き付けておく必要があり、手間がかかりました。
また、汚れの落ち方もソファに比べて弱かった感じがしました。
布の材質によって、掃除のしやすさや汚れの落ち方が変わることを実感しました。
ノズルを押し付けすぎると生地が痛む
ソファを掃除した際、少しでも多くの水分を吸いたい一心で、ノズルを生地にギューッと強く押し付けて掃除しました。
すると、ソファの生地が少し伸びてしまったのか、生地のハリが無くなってしまった感じがしました。
それに気がついてから、押し付けすぎないように掃除をしました。
掃除をする際は、力加減にお気をつけください!
掃除中は周りがビシャビシャになる
掃除をする際、周りが結構びしゃびしゃになります。
気を付けていても、ノズルの方向を変える時に、水が飛び散ってしまいます。
掃除する際は濡れても大丈夫な場所で実施した方がいいです!
注意しないと汚水がもれる(RNS-P10-Wの場合)
今回使用したモデルは、回収タンクを満タンになるまで使用すると、汚水が機械の下から少しずつ漏れるという難点があります。
なので、掃除をする際は回収タンクを満水にしないように、満水ラインの一歩手前で水を捨てる必要があります。
完全に落ちない汚れもある
今回、このソファーの他に我が家のマットレスも実施しましたが、そのマットレスは子供たちの粗相などでシミが多くありました。
シミが全てきれいになることを期待していたのですが、マットレスはシミが薄くなる程度で、完全に落とすことはできませんでした。
このように、汚れの種類や程度、掃除するものの素材によって落ち方が異なります。
なので、期待しすぎないことが重要だと思います!
まとめ
今回はアイリスオーヤマのリンサークリーナーをご紹介しました。
また、今回はRNS-P10-Wをレビューしました。
この製品は完璧ではないけれど、ソファーなどの布製品で洗えないものをきれいにできるとても優れたツールだと思います。
また、しっかりと汚れを取ってくれるので、掃除後はとてもスッキリします!
作業は大変でしたが、掃除して良かったと思っています!
ただ、製品の素材やシミの程度によって汚れの落ち方が変わりますので、そこは注意が必要です。
汚れを良く落とすためには、アルカリ電解水や40℃程度の温水を使用することが効果的です。
皆さんも自分の用途にあった製品選び、洗えない布製品を綺麗にし、スッキリライフを楽しんでくださいね!
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです♪
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